早見沙織SPECIAL LIVE 2019の感想

早見沙織SPECIAL LIVE 2019 "CHARACTERS"、東京大阪両日お疲れ様でした。
本当に素晴らしい30公演?をありがとうございました

 

早見沙織さん。有名な声優さんですが自分は約3年前、高垣楓の演者さんとして名前を知りました。楓さんの曲は知っているけれど、本人名義の曲は知らない。CDもあるらしいが持っていない。他のキャラクターは誰を演じているか知らない。普段アニメを見ないため、声優としての早見さんをほぼ知らず、竹内まりやさんが曲提供をしていなければCDもいまだに買っていなかったかもしれません。

そんな自分ですが、2月頃のフォロワーさんの呟きがきっかけで早見さんのツアーが近いことに気付き、会場はどこかなーと思い調べると2ndツアーを広島と大阪でもやるらしく。日帰りで行ける距離で日程もなんとかなりそうだったので、Web先行に申し込んでみたら無事当選しまして。じゃーどんな曲があるのか知っておかないとダメだろうと、3月頭に「live for LIVE」を購入しまして…

 

ライブ映像を観て完全にハマりました。本当に凄いと思った。約一ヶ月間、毎日のように円盤を見て広島公演に参加しましたが、待っていたものは期待以上に、遥に上回る素晴らしいステージでした。これが早見沙織というアーティストの強さかと。生で受ける彼女の歌声は本当に力強く、胸を打つ。本当に楽しそうに、表情をいくつも変えながら、観客を巻き込んで作るステージは自分の表現力では最高という他無かったです。翌の大阪公演と2日連続で参加出来た幸せと同時に、残りの2公演に参加出来ないことが本当に悔しくて、東京ではコーラスと弦が追加されてたので"あー仕事辞めてーなー”ってなりましたが…

多少の無理はしてでも、歌が聴きたい!行けるライブは全部参加しなければと思っていた所、5月に秋のツアーが発表されてこれは行くしかない!と。おかげ様で何とか両日の参加が叶いました。

 

今回のツアーの感想ですが、円盤で観た1stツアー、春の2ndツアーと全く異なるステージ構成だったことに新鮮な感じを受けました。"CHARACTERS"の看板通り全体の半分以上がキャラクターソングで、アーティスト曲も2曲を除いてはタイアップ曲。何よりジャズが無い。早見さんのキャラクターソングだからなのかバラード調の聴かせる曲が多く、まぁ胸に刺さる刺さる。

東京公演の後セトリを繰り返し聴いて、改めて大阪で感じたことは"早見沙織として"キャラクターソングを歌っていること。これまで積み重ねてきたものを今の彼女が表現したものを生で聴くことができたと思うと本当に幸せな時間を過ごせたのだろう。

 

キャラクターソングはほぼ初見だったので、こんなに素晴らしい曲があったのかと。「木漏れ日のコンタクト」と「きみを想うとき」が特に気に入ったのでヘビロテしてます。バラード大好き。2nd東京には参加できなかったので、弦の入った「夢の果てまで」、「新しい朝」が聴けたのもめちゃくちゃ嬉しくて「新しい朝」のサビで勝手に涙が流れて…

 

で、アンコール1曲目の「レンダン」ですが、1stアルバムやの1stツアーの映像では、ギターソロの落ち着いたイントロで始まりサビの情熱的な歌唱が印象的な曲です。しかし今回のツアーで披露されたものは全くの別物と感じました。イントロから弦が加わり曲中でも効果的に鳴らすことで素晴らしいアクセントになって、曲がシャープになったというか…それで早見さんの美しくて力強い歌声が乗っていて…自分の表現力の限界ですがとにかく凄かった。もし音楽に詳しい方がいらっしゃいましたら解説して欲しいし、ワイの話を聞いて欲しい。今回のライブでアーティスト早見沙織が最も強く現れていたと思うのがこの曲で、全部好きですがどれが1番かを選べと言われたら自分はこの曲かなぁ…

 

大阪公演で初披露された「Statice」は公演後すぐにスペシャルムービーも公開されましたが、世界観に合わせたとご本人も仰っていたように壮大な曲でした。フルで配信されるのは12月18日でとても楽しみですが、ラスサビ前のギターと弦が強調されてた所はどうなってるのかすごく気になる…あれがそのままとも考えづらいし、無いと物足りないよ。

  

 

来年のミニアルバムの発売に全国ツアーも発表されました。もし行ったことがなくて興味がある方はぜひとも足を運んでいただきたいです。今回のツアーでは少なかったアーティスト曲も「ESCORT」、「ブルーアワーに祈りを」、「僕らのアンサー」、「where we are」などなど多彩なジャンルの素晴らしい曲が盛りだくさんです。ライブ盤も発売されているので、気になる方は是非!

 

 普段からアニメはそれほど見ないし、早見さんが出演しているからといってゲームを触るわけでもないのですが、アーティストとしての早見沙織は末永く応援していきたいなぁと思います。とりあえず来年のツアーまでは生きなければ!